プロになりきれない主婦う〜さんが綴る、日々のあれこれ。

2014年10月29日水曜日

新しいソフト

 10月から、新しい職場に通っている。
 ゆるゆると新しいことを覚える状態から、丁度、覚えたことがカオスな状態で失敗が増えてきている状態になっている。
 と同時に、一人で仕事を進めていくことも。
 事務方の中でも、検収という仕事に就いている。
 納品されたものの確認という感じの仕事。
 倉庫の一角で、25歳のお姉ちゃんと、30過ぎの男性と、私より7つ下の上司の下、目下仕事を覚え中。

 私専用のラップトップPCも、随分と古くなってしまい、先日一つ上のSnow Leopardを購入して入れた。ここから、アップルストアで無料でMavericksをダウンロードしようという魂胆・・・だったのだけれど、いつの間にかYosemiteになっていた。
 無料だから、ダウンロードしようかなぁ。
 そして、Snow Leopardを入れる前から、日本語入力がおかしくなり、入れた後は、殆ど機能しなくなってたので、Macのことえりを使っていたのだが、う〜んこいつだけは好きになれない。
 イライラするので、ATOKを数年ぶりにバージョンアップ。ダウンロード版を購入して、このブログがATOK2014の最初の仕事となった。

 多少お節介なところがあるが、やはり使い慣れたソフトだから、ストレスが少ない。
10年くらい前は、もっと古いATOKで、一晩中文字を打っていたり、チャットでマシンガンのように打ちまくっていたような記憶が。変換の感覚が、最初に覚えたワープロの変換に似ていたのだと思う。とにかく、考えるスピードで打つ、ということが可能だった。
 今は、落ちているかなぁ。腕も頭も。
 最新のOSを入れる前に、HDの中を掃除しようと思っているのだが、・・・家の掃除と同じくらい困難かもしれない・・・そんな中に、昔書いたものとかが入っていて、「あぁ、若気の至り」(余り若くないけど)なんて、苦笑してしまったり、「これ、続き書こうかなぁ。」なんて思ったりする。
 でも、スマホも出てこないお話は、現実感に欠けるなぁ(笑

 ソフトをバージョンアップする度に、PCだけでなく、色んなことが変わってしまって、昔にはもう戻れないなと、しみじみ思ってしまう。
 便利になってる筈なんだけど、本当にそうだろうかと半信半疑にもなる。
 まぁ、動かなくなってしまったらうっとうしいから、更新するんだけどね。

2014年10月1日水曜日

誰からのいじめか

 次男がいじめに遭っている。
 小学校の6年のときにそれを聞いて、やっぱりかと思った。
 アレは少々クセがあるから、浮いてしまうだろうとは思っていたが。
 でも、6年の時の担任は、まめに対処してくれる人だったし、私も夫も小学生低学年レベルの嫌がらせをしている連中は、放っておけと言っていた。
 本人も、『そうしてる』と言っていたのだが。
 
 中学生になったら状況が変わるかと思ったら、よその小学校出身者も加わっての嫌がらせになったという。
 次男は、やたらと精神年齢が高いところがあるから、そのあまりの低レベルな嫌がらせに、半ば呆れていたらしいのだが、昨年秋に変な熱が出て、長期間休んだ。
 イヤガラセの長期摂取により、疲労が高まっていたのだと、今ならわかるが、当時は今ひとつわからなかった。
 『クラスの中に身の置き所が無い』と言っていたのだが、友達がいない訳でもないので、そんな連中は放っておくように言ってたら、今年に入って、実害が出た。

 担任には、昨年からその話はしている。
 もちろん、今年の担任にもしている。加えてわが家の方針も伝えてある。
 くだらないことをしている連中は、放置しておきなさい。君は、本来、我が道をゆく人だから、それでかまわない。ただし、実害が出たら、お母さんが怒鳴り込みに行ってあげますと。暴力を受けたり、耐えられなくなったら、お母さんが学校に乗り込もう、と。
 とってもチキンな私にとって勇気の要ることだが、んなこた言ってられない。
 今年、理科の実験で器具を触らせてもらえない、データをもらえないという行動に出られたと、重い口を開いた。

 先生にそのことを伝えたら、全く反応が返ってこなかった。
 いじめが進行しており、被害を受けていると、親子で訴えているのに、無反応。最後には、「勉強の話していいですか?宿題提出してなくて、ずいぶんたまってます。」なのだ。
 「では、実際そういうことをしている(理科で一緒の班の)子には、○○君が嫌な思いをしているからやめるようにと伝えました。」「クラスでは、嫌な言葉などかけないよう、みんなで協力して、学生生活を送りましょうと、指導しました。」
 一応、『わかりました』と言いましたが、・・・どう考えても、変。
 次に夫が行って、話をしたが、やはり無反応。自分のクラスでいじめが発生しているというのに、そのまま放置していいらしい。
 もう一度私が行って、何と言って指導したのか、確認し、関係した他の先生のデリカシーの無い対応に、子供がつらい思いをしていることと、担任の『指導』の後、クラスの空気が悪い方に変わって、学校に行きたくないと言ってること、そして、カウンセリングを受けたい旨を申し出た。
 関係した他の先生は、相談室で、私たち親子がカウンセリングについての情報を待っている間、授業が終わって、担任からその話を聞いたせいか、すぐ謝りにきてくれた。事態の深刻さに気づいていなかった上、いじめとは関係のないことだったので、よもやそこに関連した話だとは思わず、対応してしまったらしい。
 カウンセリングについては、昨日の午後しか私が対応できなかったので、できれば男性のカウンセラーがいいという次男のために、学校の女性カウンセリングに他の男性を紹介していただくか、学校を経由せずに自力でカウンセラーを依頼した方がいいのかをまず聞きたかった。そう言っているのに、「お返事は夕方5時頃でいいですか?」と言われ、5時間も無駄に待てるかと、さすがにかちんときた。「早急に対処したいんですが」と言ったところ、先ほどのもう一人の先生が学年主任なのだが、「まずは、学校のカウンセラーに相談してみたら?だめなら、ほかの男性カウンセラーを紹介してもらったら?その方が、ずっと早く話が聞いてもらえるよ。」と言ってくれたので、とりあえずそうすることにした。予約は、10月2日になり、次男一人で話を聞いてもらうことになった。これとて、男性カウンセラーが市内にいるかどうか、頼めるかどうか尋ねたら、担任は、無理とは明言しなかったけれど、ものすごい渋い顔をして「ちょっとすぐには難しい」と。・・・普通、事態を重く鑑みて、できるだけのことをしてあげようとするものではないのだろうか。たとえ結果が、ずっと先になってしまうだの、残念ながら男性はいないだのであっても、一生懸命対処してくれたのなら、納得できる。でも、あんなに嫌そうに渋られては、誠意のかけらも感じられない。
 そして、最後に、「夏休みの宿題が出ていません。」親がいるこの機会とばかりの言葉。もちろん、言を左右にして宿題を出さないのは、やってない証拠。そのことについては、こちらがきちんと指導して対処することを約束(結果、夜3時間にわたるお説教)したが、そしたらせいせいした顔をしてたけど。なんか、大学生になる前の子供に見える。

 あげくの果てに今日、次男にかけられたのは次の言葉。
・空気が何となく良くない方に変わったって、どんな感じ?私には感じられないけど。
・とにかく嫌なことされたら都度報告して。で、本人にそのことを確認するけど、いい?
 →これって、ほぼクラスの全員からやられてる次男にとっては、すごい労力だし、イヤガラセをした本人にフィードバックされるから、悪循環になるんじゃないの?だって、「○○君が嫌がってるから、やめなさい。」と云うだけらしいから。
・空気が悪いって、いったいどう対処してほしいのか、言って。
 →次男は、もう耐えられなくて、「親と相談します」と言って逃げたらしい。
・最初に、「皆さん、人のいやがることはしないようにしましょう」的な、「指導」をした後、空気が変な方に変わったなら、なぜ当日先生に言いにこないの?
 →次男・・・親に相談したんですけど。(親に相談しちゃいかんのか!と腹で怒ったらしい)

 ここまでくると、これは先生によるパワハラじゃないだろうか。
 夫に、どうしようと連絡したら、それは先生がメンタルトラブルに陥っていて、「私は悪くない」状態になっているから、もう、絶対頼っちゃだめだとの返事。私は既に市の教育委員会ですら信用できない状態だったので、その旨伝えたら、教頭と校長の話を聞きたい(もっと言えば反応を知りたい)とのことだったので、とりあえず、部活の先生からそちらをお願いすることにした。
 吉と出るか凶と出るか。
 というか、本当にこのまま握りつぶされてしまうことになったら、何を信用すればいいのだろう。

 













2014年9月15日月曜日

突然のさよなら

 忘れもしない9月5日の金曜日。仕事中、大量印刷中のプリンタの消耗品が二つも一度になくなって、上の階の倉庫に都合2階もストックを取りに行き、・・・厳密に言えば、他の消耗品と勘違いしていたので、合計3回駆け上がり、汗をかきかき交換をしている最中、社長がやって来た。交換が済んで、やっと話ができる状態になったら、社長がひと言。
「10月から、今いる場所ではシステムが変わり、よそから人が来るので、君の作業が無くなるって言うんだよ。君、なんか聞いてる?」
 そこで、素直に「何も聞いてない」と言えば良かったんだろうか。
 事実、きちんと説明は聞いていない。でも、他の社員が「○○さん(私のこと)は、ほんとはそこにいちゃだめなんだよ〜」と、話しているのを聞いたり、課長が、私に仕事を教えて下さっている人に「○○さんにこれをやってもらうわけにいかないって言うんだよ。」(多分、人事とかそう言った部署が言ってるのだろう)と話しているのを小耳にはさんだりしている程度で、まぁ強いて言えば、副部長が、私の身分が今とても不安定で、ほんとはやって欲しいことが色々あるんだけれど、それが許可されていない状態なんだ・・・的なことを、通りすがりのついでにちょっと解説してくれたみたいなことがあった程度。
 きちんと説明があったわけではないけれど、そう言ったことを答えたら、社長には「あぁ、そう」とさらっと流されて、「それで、こちらも驚いて、本来仕事をするはずだった部署にも聞いてみたんだけれど、もう人はいるという話だし、他を聞いてみても、足りてるって言うんだよ。」
とのこと。続けて、「で、うちも・・・あれだし、いいかな。」と。
 そうか、やめてほしいのか。
 決して、引き留めたくなるほどの優秀な人材ではなかったろうけれど、ちょっとひどいのでないかい?こちらから配置換えをお願いしたわけでなく、会社の都合だったのに。
 何だか気持ちが悪くなって、「わかりました」と答えた。
 勤務先は、今月いっぱいと言ってたけれど、頭が上手く回らない私は、その週で、と答えたところ、社長はそれを受理してくれた。
 社長、「できれば、長くおつきあいしたい」と言ってくれたのはあなただったのに。
 勤務先では、私の扱いについて、お盆前から、ちょっと怪しげではあったけれど、・・・それでも、余りにお粗末な顛末だけれど、なんだかなぁ、さすが夫を手放した会社だよなぁ。
 少し落ち着くのに1週間以上要してしまった。後遺症が、またきついんだ。
 何はともあれ、とりあえず、有給休暇は最後で消化して、連休開けたら、もう一度ハローワークに登録に行こう。あーあ、写真、どこやったかな。

2014年8月31日日曜日

連休

 今夏最後の4連休。
 夏に電力消費を下げるため、職場は夏に休みが多い。
 その分、これからは、祝日でも休み無しだぞ!っと。

 ほんとは、この休みにあれやってこれやってと思ってたけど、 夏の疲れが出たのか、ぼーっと過ごしてしまった。いや、マッサージに行って、脂肪を落としたい話はしたか。
 とりあえずは、体が老年期に向けて変化してきているので、基礎体温を測るところから。
 次に、水泳の再開。ゴーグルを忘れて目が痛かったけど、楽しかった。やっぱり、泳ぐのって、好きなようだ。
 
 次に、件のしば漬けトライ。
 まぁ、これは失敗に終わったと言うことか。来年からは、やめておこう。
 でも、塩漬けはおいしい。きゅうりは薄めに、ナスは普通に塩を振り、・・・ナスだけなら、いけるかな(←懲りない)。
 小松菜の塩漬けはおいしかった。有元先生、ありがとう!
 うちでは、塩2%です!
 ラタトゥイユ作って、牛肉のしぐれ煮作って、ナスの煮物残ってるから、明日食べよう。
 夜はキャベセンがあるから、何か、お肉?。
 そうそう、セロリを買ってきたから、とっととミネストローネを作らなきゃ。
 明日で、連休終わりだし。

しば漬けメモ

 今年は、しば漬けにトライしている。
 失敗を繰り返しめげかけたが、3度目の正直。

 来シーズンへメモ。
 材料
  ナス、きゅうり、赤紫蘇、大葉紫蘇、生姜、塩、梅酢
  メモ1・・・塩の分量は全体の3%
  メモ2・・・輪切りにしたナスに、分量外の塩を振ってあくとり。
       水を良く切って、塩をして重石。
  メモ3・・・ナス、きゅうりそれぞれに塩をして、でも時間差で水を切ってつけ込む?
       それとも、全体規定量の塩を振って重石をして、そこにきゅうりを漬け込む?
       前者の方が良さそうな気がするなぁ。
  メモ4・・・生姜は刻んでから軽く塩をして、アクを絞り出すと良い。
  メモ5・・・1日2日で食べられるから、長く置かない。要冷蔵。
  メモ6・・・ナスは、ミョウバン水に浸けてから漬けよう。色味も大事。


 茗荷や青唐辛子は、無理して入れなくても良い。

追記
 やっぱり、梅酢に漬けなくていい。
 どっちかってぇと、甘酢?
 塩は2%がうちの好みに思う。
 今日漬けたのは、味は悪くなかったので、塩出しして食べることに。
 ・・・しば漬けの塩出しって、なんか納得できないけど、塩抜きしたら、割とおいしかった。
 赤ジソは、一度干したものの方が良いかも。食べたら青臭くて、気持ち悪かった。

2014年8月7日木曜日

梅メモ2014

 うっかり忘れていたが、今年の梅メモ。

 青梅
  有機南高梅3kg・・・・・・2kgをハチミツ漬け、1kgをメープルシロップ漬け(有元葉子レシピ)
  有機古城1kg・・・・・・梅肉エキス
   今年は、梅酒は作らず。

 梅干し(塩は何れも粟国の塩15%程度)
  有機南高梅・・・・・・5kg
  小田原十郎・・・・・・5kg

 今年の教訓。
 梅干し用に塩をまぶしたら、2,3日で天地返しを。
 1週間おいて、カビが出た。黒カビで、胞子が沢山飛んで、沸かしたけれど梅酢は食べる気になれなかった。
 干したら、何とかカビは出なさそうだったけれど、しんどくても2,3日で天地返しして、重石をかけなきゃ。

 甲州小梅は、しっかり青かった。梅干しにしてしまったのが、ちょっと惜しかったな。
 もみしその注文を忘れた。
 お盆休みに、赤紫蘇をもみしそにして、瓶詰めしなおしてみるか。

 

   

立秋

 今朝、目が覚めたら午前7時20分だった。
 厳密に言えば、頭がはっきりと覚めたら・・・なのだが、とりあえず、慌てて身支度をし、午前6時から部活だったはずの次男を叩き起こし、タイムリミットの30分後に家を出た。

 何故こんな時間になったかと言えば、昨夜が一番寝苦しかったから。
 一週間の折り返し地点で疲れもたまり、眠れるまで起きてるかという気にもなれず、さっさと眠りたいのに暑すぎて眠れない。
 夜中の12時頃に、耐えかねてリビングに下りてきた。クーラーはあるが、それは使わず北東側の窓を開けた。2階の寝室では得られない、ほんのり涼しい風が入る。
 少し涼んでからと思ったのに、気がついたら空が白みかけていた。
 午前4時半。
 やばい。ひと晩ソファで寝てしまった。昨日、整体の先生に首の歪みを取ってもらったのに、腰が痛いやん!
 学校が始まれば、この時間に起きねば弁当を作るのが難しい。
 頑張って起きて麦茶を沸かし、風を通すために和室の南西側の窓を開けた。
 こちらからも、朝の爽やかな風が、控えめながら入る。
 腰も痛いし、あぁ気持ちいいと寝転がっていたら、お茶の沸く音。
 火を消して、まだふらふらするので、和室で寝っ転がることに。
 7月末から8月初めまで、数回干したままだった梅を瓶に詰め、畳の上に転がると、 すぐに意識がなくなった。

 こうして、涼を求めて移動していたため、はっきりと目が覚めたら、件の時間になっていたのだった。アブナイ、アブナイ・・・。
 外を歩いていて、昨日までと風の感じが違うのに気付いた。
 外気温は確かに暑いのだけど、風がひんやりしている。湿気が更に取れたのかな。
 午後6時頃帰宅して、はっきりとわかる風の冷たさ。
 気がつくと、ウマオイが鳴いているし。
 あぁ、今日、立秋だったなと。
 今年は、暦どおりなのだろうか。
 なら、ありがたいのだけど。

2014年6月1日日曜日

土地を知る

 私の仕事は週休2日で、土日は休み。
 でも、長男は土曜日は普通に登校するので、やはり朝5時前に起きて弁当作り。
 加えて、先週と昨日は次男が部活で弁当持ち。
 何を詰めるか、せめて前日に考えておかないと、朝、何もできない。
 
 その予防線として、日曜日には、切り干し大根とひじきの煮物を作ってカップに入れて冷凍しておくのだが、今回、新ゴボウが中途半端に残っていたので、これまた中途半端に残った人参を刻み、暫し冷凍庫の肥やしとなっていた椎茸の甘煮を刻み、同じく冷凍庫の主となっていた鶏ミンチでもって、混ぜご飯の素を作った。
 切り干し大根と言い、混ぜご飯の素と言い、この他にもマリネとか、骨付きチキンの甘酢醤油煮とか、これらは全てお隣さんから教えていただいたものばかり。
 完璧な地元民なので味付けは濃いが、料理屋で仕事してただけあって、おいしいものを作って分けて下さる。
 お隣さんの器が食卓に載ってると、うちの家族は先ず喜ぶ。
 「おいしいものと、珍しいものはお隣からやって来る。」
 常会の飲み会で、夫がお隣の奥さんに普段の礼を述べながら伝えた言葉である。
 私の母より少し若い年代の人なので、ここいらの昔の言葉も、慣習も、料理も知っている。
 顔を合わせると、つい1時間くらいは軽くおしゃべりしてしまうが、それが無駄だとかもったいないとか思えないくらい、色々な発見がある。
 彼女も私も食べることが好きだから、とにかく食べることから。

 昔買った、「全国アホ・バカ分布考」を読み返している。
 深夜番組「探偵ナイトスクープ」に端を発し、やがて学会発表までに至る、言葉の旅の物語。
 「海賊と呼ばれた男」で知られる百田尚樹が、まだ新顔のスタッフとして登場している。
 探偵ナイトスクープは、徹底したお笑い番組だったと記憶している。殆ど見たことはなかったけれど、一世を風靡していたはずである。TVと疎遠だった私が知っていたのだから。
 言葉というものを真摯にとらえ、TVの持つ影響力を慎重に見定めたプロデューサーの、ある意味執念とも言える調査と考察が、臨場感一杯に描かれていてぐいぐい引き込まれる。
 最高の娯楽番組を作って邁進するような人は、これくらいの力量がないとあかんねやなと思った。
 番組放送は1991年。もう、四半世紀ほど前のことだし、最新通信機器がFAXだが、全然古くない。そんな感じで、今、それなりに分厚い文庫の、丁度折り返し地点にいる。

 子どもの小学校で読み聞かせをやった時、奨められて関西弁で書かれた本を読み聞かせた。
 これもかれこれ10年ほど前のことになる。
 その時、関西弁で書かれた絵本を、この土地の言葉に代え、出てくる地名も土地の名に変えて読んだらおもしろかろうと思ったのに、全然手を付けてない。
 言葉は、どんどん失われていく。
 通信機器の発達で、恐ろしい勢いで、古い言葉は失われていくのだ。
 
 食べ物を知る、言葉を知る、慣習を知る。
 土地を知ることが、ようやっと出来るようになってきた。
 子ども達と共に、私もこの土地に根付いてきた、ということなのだろう。
 20年近く、かかってしまったな。 






 

2014年4月17日木曜日

お弁当

 4時起床で弁当作りが理想だが、どうしても4時半になってしまう。
 日曜日は、おかずを作って、小分けにして冷凍。
 それを、皿に並べて、チンして詰める。
 長男用に、シリコンの折りたたみ式弁当箱を買った。それを朝ご飯に食べて、もうひとつのステンレスの細長い弁当箱で昼食を食べたら、 丁度いいらしい。
 おかずは3種類と決めている。朝と昼とで6種類。朝は、2種類のメニューを毎日交代で。でないとやってられん。

 でも、おかずを多少多めに作るようになったので、次男の朝食におかずが登場。
 今までは、ごはんと漬け物で、行ってもらってたからな。
 やっぱり「ちゃんと、朝ご飯」がいい。

 今朝は、肌寒かった。4時半過ぎに慌てて起きたけど、ごはんはすぐ冷めた。
 来週はこの辺りでも20度越えらしい。
 梅干しが欠かせなくなってきたな。

晴れ続く

 毎日、いいお天気だ。
 仕事に行ってる間は、勿論外に干せないので、日当たりの良い縁側に干している。
 職場は、スモークガラスのようで、中は明るさが変わらない。昼食時に、省電力モードになって部屋の蛍光灯を全て消すので、 スモークの向こうに晴れた世界がわかる……といった案配だ。
 お手洗いの小さな窓には、そんなものがないので、めちゃくちゃ明るい。しかも、南東向いてるし。

 そんな晴れ続きだが、緩やかに、ごく緩やかに下り坂に向かっている気がする。天気予報を見たら、崩れていくようだ。
 日曜日が雨かぁ。うっとうしいなぁ。余り多くない雨が、ピンポイントで週末に来るのは、ムッとするけれど、まぁ仕方ない。
 

2014年4月15日火曜日

フルタイムパートタイマー?

 データ入力の仕事をしようと思った。
 きっと疲れるだろうとは思っていたが、とにかく息子の交通費は稼がねばならない(学費より高いのだ)。
 近所の小さなIT関係?の会社で、社長さんが拾ってくれて、予定より早くお手伝い先に出向くことになった。手伝い先で、私に仕事をくれるというおじさんを紹介して、社長がとっとと帰ってしまった後、……人手不足の部署の課長が加わって、再度面接もどき。
 で、データ入力ではなく、ある課の庶務をすることに。とりあえず適性を見るということらしい。
 ……そんな、多岐にわたる仕事、できるんか?
 実は私は、中身の割に釣書美人な方だ。
 とりあえず名前の通った大学を(辛くも)卒業し、法律事務所に勤めていたのが、目にとまるようだ。でも、20年前の経歴を、まんま今も実行可能と思われても困る。
 どんなに頑張っても、環境も何もかも違うのだから。

 夕方の5時20分に仕事が終わる。残業はない。帰宅すると6時過ぎ。
 朝は8時ちょっと前に出ると、いい感じに職場に着く。
 毎日新しいことを覚えるから、脳みそが一杯一杯。
 仕事を教えてくれる人の負担になっているのが、目に見えてわかるのが辛いけど、PCでいくつも書類を展開して、という事務作業が、まだまだ慣れない。
 日にちにして丁度10日。その間に土日休みが2回。
 仕事で使うはずのメールアドレスやIDの発行が今暫くかかる。
 この状態で、社内システムとか全くわからない人間に仕事を振るのは、手慣れてないと難しい。
 教える側も、カなり負担の筈。
 何とか……と、頑張ってるけど、急速案件は、難しいなぁ。
 
 

2014年4月2日水曜日

いきなり

 仕事が決まらなくて悶々としていたら、いきなり決まってしまった。
 半年ごとの契約更新で、「出来れば長く勤めて欲しい」とのこと。
 もう、半ばやけくそで、未経験だけどトライしてみたいなんて履歴書に書いたけど、ここが決まらなかったら、 専業主婦に戻るつもりでいたのに。社長さん、いいのか、私で。
 ……今度こそ役立たずと言われないようにしたい。

 今まで、4カ所に勤めたことがあるが、「会社」に勤めるのは初めて。
 しかも、9時前から5時半までのフルタイム。通勤時間は40分。
 週3日7時間(昼休み込み)の勤務でもぜーハーしてたのに、大丈夫かな。
 社長さんの話では、近いうち(どれくらいだろう)本社のあるうちの近所に仕事を移したいそうで、そうなると徒歩15分くらいで通えるようになるんだけど。
 大丈夫か?
 めちゃくちゃ簡単な履歴書確認みたいな面接と、頭痛でめまいしそうな適性検査をやっただけで、ほんとに私なんかに決めていいのか!

 いやな訳じゃないんだけど、色々あったから、もの凄く懐疑的になってるかも。
 とりあえず、来週月曜日から。
 ……再資源ゴミの当番の日からだよ。

2014年3月30日日曜日

引っ越し

 なんてことはない、ブログのお引っ越し。
 さっきまで、何時間もかけて、ちょっとずつ書いていた原稿が、慣れないブログ操作で、一瞬で消し飛んだ。あんだけ、悶々として書いてたものがこうもあっさり消えてしまうと、却ってすがすがしい。リンクも、色々貼ってみたのに、どうでもよくなってしまった。
 頭の中に重くあったものが、さらっと姿を消した感じ。これから、直書きはやめた方がいいかな。バージョンアップした耳かきエディットで書くか。

 先々週から、実質無職になってしまったが、就活は上手くいってない。つい一昨年まで引きこもり主婦で過ごしてきたのだ。社会不適合者になっていてもおかしくはない。あんなに人前であがっても、頭の中真っ白でも口だけは動く質だったんだけど。まぁ、自業自得だな。

 そんな、鬱々とした日々の中、ラジオで「schoo(スクー)」というネットを利用した学校を知った。
 興味ある、Webデザイン関係の授業をいくつか受けて、長らく休眠状態だった自分のHPを閉鎖することを決めた。そのスペースには、新しく何かを作ろう。で、そのついでに久しぶりにブログを明けたら、ブログサービスの終了のお知らせが届いていた。やばいやばい。気付かぬうちになくなってるところだった。何せ、告知が今年の1月中旬。知ったのが今日だったのだから。
 でもって、こちらにお引っ越し。あぁ、今、エクスポートをお願いしてるけど、ブログにこちらへのリンクを貼っておけばよかった。

 仕事の当てを探しながら、何が自分に向いているんだろうと、問いかける。
 それは、人生の色々な節目で問いかけてる気がする。
 いつも答えが出ない。迷ってる。わからない。
 ものを作るのが好き…とは思うんだけど、何だかな、自信がない。
 あぁあ、明日の面接、こんなにテンション低いと何だか相手に申し訳ない。
 何とか、気持ち上向きに……。